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招集通知 帝人 | 株主・投資家情報 | 株主総会

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(1)

開催日時

平成29年6月22日(木曜日)

午前10時(受付開始 午前9時)

開催場所

ウェスティンホテル大阪

2階 ローズルーム

大阪市北区大淀中1丁目1番20号

A L W A Y S E V O L V I N G

第151回

定時株主総会

招集ご通知

(2)

目  次

第151回定時株主総会招集ご通知

株主総会参考書類 ……… 4

議案及び参考事項 ……… 4

添付書類  第151期事業報告(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで) ……… 13

1. 帝人グループ(企業集団)の現況に関する事項 ……… 13

(1) 事業の経過及び成果 ……… 13

(2) 財産及び損益の状況の推移 ……… 22

(3) 設備投資の状況 ……… 22

(4) 資金調達の状況 ……… 22

(5) 経営方針及び対処すべき課題 ……… 23

(6) 主要な事業内容 ……… 27

(7) 主要な事業所等 ……… 28

(8) 従業員の状況 ……… 29

(9) 重要な子会社の状況 ……… 30

(10) 主要な借入先及び借入額 ……… 31

(11) 他の会社の株式その他の持分又は新株予約権等の取得又は処分 ……… 32

(12) その他企業集団の現況に関する重要な事項 ……… 32

2. 会社の株式に関する事項 ……… 33

3. 会社役員に関する事項 ……… 34

4. 会計監査人に関する事項 ……… 40

5. コーポレート・ガバナンス体制 ……… 41

6. 業務の適正を確保するための体制及び当該体制の運用状況の概要 ……… 44

7. 会社の支配に関する基本方針 ……… 50

8. 剰余金の配当等の決定に関する方針 ……… 51

連結貸借対照表 ……… 52

連結損益計算書 ……… 53

貸借対照表 ……… 54

損益計算書 ……… 55

連結計算書類に係る会計監査報告 ……… 56

計算書類に係る会計監査報告 ……… 57

監査役会の監査報告 ……… 58

※ご参考として、「事業報告」の文中にグラフを掲載しています。

(3)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告 平成29年5月31日

株 主 各 位

大 阪 市 北 区 中 之 島 三 丁 目 2 番 4 号

代表取締役社長執行役員 

鈴 木 純

第151回定時株主総会招集ご通知

拝啓 平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。

 さて、当社第151回定時株主総会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席くださいますよ うご案内申しあげます。

 なお、当日ご出席願えない場合は、3頁記載のいずれかの方法により議決権を行使することが できますので、お手数ながら後記の「株主総会参考書類」をご検討のうえ、平成29年6月21日

(水)午後5時までに議決権を行使してくださいますようお願い申しあげます。 記 敬 具

1.日 時 平成29年6月22日(木曜日) 午前10時

(なお、受付開始時刻は、午前9時とさせていただきますので、宜しくお願い申しあ げます。)

2.場 所 大阪市北区大淀中1丁目1番20号

ウェスティンホテル大阪 2階 ローズルーム

(末尾記載の「株主総会会場ご案内略図」をご参照ください。) 3.株主総会の目的事項

報告事項第151期(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)事業報告、連結計算書類、 計算書類の内容並びに会計監査人及び監査役会の連結計算書類監査結果報告の件

決議事項第1号議案 取締役10名選任の件 第2号議案 監査役1名選任の件

(証券コード3401)

(4)

4.招集にあたっての決定事項

(1) 議決権行使書に賛否の表示がない場合には、議案に賛成の表示があったものとさせていた だきます。

(2) 議決権行使書とインターネットによる方法と重複して議決権を行使された場合には、イン ターネットによる議決権行使を有効なものとさせていただきます。

(3) 同一の方法により重複して議決権を行使された場合には、最後に到達したものを有効とさ せていただきます。

5.招集通知添付書類及び株主総会参考書類に関する事項

(1) 以下の事項については、法令及び当社定款第14条の規定に基づき、インターネット上の 当社ウェブサイトに掲載していますので、本招集ご通知の添付書類には記載しておりません。  したがって、本招集ご通知の添付書類は、監査報告を作成するに際し、監査役及び会計 監査人が監査をした対象の一部であります。

①会社の新株予約権等に関する事項

②会社の支配に関する基本方針の一部

③連結株主資本等変動計算書

④連結注記表

⑤株主資本等変動計算書

⑥個別注記表

(2) 事業報告、連結計算書類、計算書類及び株主総会参考書類に記載すべき事項を修正する必 要が生じた場合は、修正後の事項をインターネット上の当社ウェブサイトに掲載いたしま すので、ご了承ください。

当社ウェブサイト https://www.teijin.co.jp/

以 上

◎‌‌当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますようお願い申しあ げます。また、資源節約のため本「招集ご通知」をご持参ください。

◎‌‌当社では、定款の定めにより、代理人により議決権を行使される場合は、議決権を有する株主の方に委任する 場合に限られます。なお、代理人は1名とさせていただきます。

◎当期の剰余金の配当について

平成29年5月9日開催の取締役会において、第151期の期末配当金について次のとおり決議しました。これに より、年間配当金は、平成28年12月9日に実施した中間配当金25円と合わせ1株につき55円となります。

①期末配当金‌ 1株につき金30円

②剰余金の配当が効力を生じる日‌ 平成29年6月1日(木曜日)

◎‌‌当社は平成28年10月1日付で普通株式5株を1株に併合しております。過年度の実績につきましては、本併 合を踏まえて表示しております。

(5)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告

【株主総会にご出席いただけない場合の議決権行使についてのご案内】

[郵送による議決権の行使の場合]

同封の議決権行使書用紙に議案に対する賛否をご表示のうえ、平成29年6月21日(水)午後5時 までに到着するよう折り返しご送付くださいますようお願い申しあげます。

[インターネット等による議決権の行使の場合]

(1) 同封の議決権行使書用紙に記載された「ログインID」及び「仮パスワード」をご利用にな り、パソコン、スマートフォンまたは携帯電話(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ) から当社の指定する議決権行使サイト(http://www.evote.jp/)にアクセスしていただき、 画面の案内に従って、賛否をご入力ください。(ただし、毎日午前2時から午前5時までは 取り扱いを休止させていただいております。)

また、「パソコン」「スマートフォン」をご利用の場合には、インターネット上の当社ウェブ サイトからも上記の議決権行使サイトにアクセスできますので、ご利用下さい。

なお、議決権行使期限は、平成29年6月21日(水)午後5時までとさせていただいておりま すが、議決権行使結果の集計の都合上、お早めに行使いただきますようお願い申しあげます。

(2) 株主様以外の第三者による不正アクセス(いわゆる「なりすまし」をいいます。)や議決権 行使内容の改ざんを防止するため、ご利用の株主様には「仮パスワード」から新しいパス ワードへの変更をお願いすることになりますので、ご了承願います。

(3)株主総会の招集の都度、「ログインID」及び「仮パスワード」をご通知いたします。

(4) 携帯電話を用いてインターネットで議決権行使を行うためには、次のサービスがご利用可 能であることが必要です。

・iモード ・EZweb ・Yahoo!ケータイ

(「iモード」は株式会社NTTドコモ、「EZweb」はKDDI株式会社、「Yahoo!」は米 国Yahoo! Inc.の商標または登録商標です。)

なお、上記サービスがご利用可能の場合であっても、携帯電話の機種によってはご利用い ただけない場合がございますので、ご了承ください。(ご利用可能機種につきましては、下 記のヘルプデスクまでお問い合わせください。)

システム等に関するお問い合わせ

三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部(ヘルプデスク) 電話:0120−173−027(受付時間9:00~21:00、通話料無料)

[議決権電子行使プラットフォームについて](機関投資家の皆様へ)

管理信託銀行等の名義株主様(常任代理人様を含みます。)におかれましては、株式会社ICJ が運営する議決権電子行使プラットフォームの利用を事前に申し込まれた場合、当該プラッ トフォームをご利用いただくことができます。

(6)

候補者番 号

(生 年 月 日) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 所 有 す る当社の株式数

【再任】

おお

 成しげ 男

(昭和22年5月17日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中12回(100%)

昭和46年3月 平成11年6月 平成13年6月 平成14年4月 平成14年6月 平成15年4月 平成15年10月 平成17年4月 平成17年6月 平成18年6月 平成19年4月 平成20年6月 平成22年6月 平成26年4月

当社入社同 執行役員 医薬事業本部 東京支店長

同 常務執行役員 医薬営業部門長補佐(企画担当) 同 医薬事業本部長

同 帝人グループ専務執行役員 同 医薬医療事業グループ長

帝人ファーマ株式会社 代表取締役社長 当社 CIO(グループ情報責任者) 同 常務取締役

同 専務取締役

同 CSO(グループ経営計画責任者) 同 代表取締役社長

  CEO(最高経営責任者) 同 社長執行役員

同 取締役会長(現任)

56,700株

(重要な兼職の状況)

一般社団法人日本経済団体連合会 常任幹事 公益社団法人経済同友会 副代表幹事

株式会社リクルートホールディングス 社外取締役 JFEホールディングス株式会社 社外監査役

[取締役候補者とした理由]

大八木成男氏は、平成20年6月に当社代表取締役社長(CEO)に就任し、当社の構造改革に取り組んで参りま した。また、平成26年4月に取締役会長に就任し、取締役会議長として取締役会の運営に注力するとともに業務 執行取締役等に対し適切な監督を行っております。

株主総会参考書類

議案及び参考事項

第1号議案 取締役10名選任の件

 取締役全員(10名)は、本総会の終結の時をもって任期満了となります。

 つきましては、取締役10名(うち9名は再任候補者です)の選任をお願いするものです。  取締役候補者は次のとおりです。

(7)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告 候補者番 号

(生 年 月 日) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 所 有 す る当社の株式数

【再任】

すず

  純じゅん

(昭和33年2月19日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中12回(100%)

昭和58年4月 平成23年4月 平成24年4月 平成25年4月

平成25年6月 平成26年4月

当社入社Teijin Holdings Netherlands B.V. 社長 当社 帝人グループ執行役員

マーケティング最高責任者 兼 BRICs担当 同 帝人グループ常務執行役員

兼 高機能繊維・複合材料事業グループ長 兼 炭素繊維・複合材料事業本部長

兼 東邦テナックス株式会社 代表取締役社長 当社 取締役常務執行役員

同 代表取締役(現任)社長執行役員(現任)   CEO(最高経営責任者)(現任)

29,700株

(重要な兼職の状況)

公益社団法人経済同友会 幹事

[取締役候補者とした理由]

鈴木 純氏は、平成26年4月に代表取締役社長執行役員(CEO)に就任し、同年11月に修正中期計画を策定し、 前任者の取り組んでいた構造改革の仕上げに取り組みました。平成29年2月に新中期計画を策定し、将来に向け た発展戦略を推進しております。

【再任】

やま

もと

かずひろ

(昭和27年9月27日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中12回(100%)

昭和50年4月 平成20年4月 平成23年6月

平成24年4月 平成26年4月

平成27年6月 平成28年4月 平成29年4月

当社入社インフォコム株式会社 執行役員CFO 当社 帝人グループ執行役員

同 IT事業グループ長

兼 インフォコム株式会社 代表取締役社長CEO 当社 経営企画本部長

同 帝人グループ常務執行役員

同  CFO (グループ財務責任者)(現任)、経理財務・ 購買本部長

同 取締役常務執行役員 同 取締役専務執行役員

同 代表取締役副社長執行役員 (現任)   経理・財務管掌(現任)

  兼 情報戦略管掌(現任)

7,200株

[取締役候補者とした理由]

山本員裕氏は、平成23年に帝人グループ執行役員に就任し、上場子会社であるインフォコム㈱の代表取締役社長 CEOを務めました。平成26年4月には帝人グループ常務執行役員、平成27年6月には取締役常務執行役員、平 成28年4月には取締役専務執行役員、平成29年4月には代表取締役副社長執行役員に就任し、CFO、経理・財 務管掌、情報戦略管掌として、コスト管理・IR活動・情報戦略等に尽力しています。

(8)

候補者番 号

(生 年 月 日) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 所 有 す る当社の株式数

【再任】

  ひろし

(昭和30年9月18日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中12回(100%)

昭和56年4月 平成21年6月 平成23年4月 平成23年6月 平成25年4月 平成27年6月 平成29年4月

当社入社同 帝人グループ執行役員

帝人ファーマ株式会社 取締役医薬開発部門長 同 専務取締役医薬事業本部長

当社 帝人グループ常務執行役員 同 帝人グループ専務執行役員 同 ヘルスケア事業グループ長

兼 帝人ファーマ株式会社 代表取締役社長 当社 取締役専務執行役員(現任) 同 ヘルスケア事業統轄(現任)

11,800株

[取締役候補者とした理由]

宇野 洋氏は、平成25年4月に帝人グループ専務執行役員、当社ヘルスケア事業グループ長及び帝人ファーマ㈱ の代表取締役社長、平成27年6月には当社取締役専務執行役員に、平成29年4月にはヘルスケア事業統轄に就任 し、当社重点戦略事業の一角を担うヘルスケア事業の収益拡大に努めるとともに、当社発展戦略のテーマである

「ヘルスケア」と「IT」及び「複合/高機能材料」の融合に取り組んでおります。

【新任】

たけ

すえ

やすみち

(昭和31年7月1日生)

昭和55年4月 平成22年6月

平成24年4月 平成24年10月 平成25年4月 平成27年4月 平成28年4月 平成29年4月

当社入社同 帝人グループ執行役員

CHO (グループ人財責任者)兼 人事・総務室長 兼  帝人クリエイティブスタッフ株式会社 代表取締

役社長 (兼 人事総務部門長)

当社 人事・総務本部長 兼 人事・総務室長 同 人事・総務本部長

同 樹脂事業本部長

同  電子材料・化成品事業グループ長 兼 樹脂事業本 同 帝人グループ常務執行役員部長

電子材料・化成品事業グループ長 同 帝人グループ専務執行役員 (現任) マテリアル事業統轄 (現任)

兼 帝人フロンティア株式会社 取締役 (現任) 兼  コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチッ

クス社 取締役(現任)

7,400株

[取締役候補者とした理由]

武居靖道氏は、平成22年6月に帝人グループ執行役員に就任し、CHOとして当社のグローバルな人事・総務の 課題に取り組みました。平成28年4月に帝人グループ常務執行役員、電子材料・化成品事業グループ長、平成29 年4月に帝人グループ専務執行役員、マテリアル事業統轄に就任し、当社重点戦略事業の一角を担うマテリアル 事業の収益拡大に取り組んでいます。

(9)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告 候補者番 号

(生 年 月 日) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 所 有 す る当社の株式数

【再任】

その

よしひさ

(昭和31年10月17日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中12回(100%)

昭和55年4月 平成21年6月 平成22年4月 平成23年4月

平成24年4月 平成26年4月 平成26年6月 平成27年4月 平成28年4月 平成29年4月

当社入社同 帝人グループ執行役員

同  CFO(グループ財務責任者)補佐(経理財務・予 算管理担当) 兼 経理・財務室長

兼 経営戦略室長

兼 帝人クリエイティブスタッフ株式会社 経理財務部門長 当社 CFO 兼 経理・財務室長

兼  帝人クリエイティブスタッフ株式会社 代表取締役 常務取締役(経理財務部門長)

兼 テイジン・デュポン・フィルムズ ボードメンバー 当社 CFO、経理財務・IR本部長

同 経営企画本部長 兼 原料重合部門担当 同 取締役執行役員

兼 ITヘルスケア・プロジェクト担当 テイジン・デュポン・フィルムズ 会長 当社 取締役常務執行役員(現任) 同 経営企画管掌(現任) 兼 法務・知財管掌(現任) 兼 グローバル戦略管掌(現任)

5,700株

[取締役候補者とした理由]

園部芳久氏は、平成26年4月に経営企画本部長、同年6月に取締役執行役員、平成28年4月に取締役常務執行役 員、平成29年4月に経営企画管掌、法務・知財管掌、グローバル戦略管掌に就任し、当社の構造改革と発展戦略 という最重要課題の達成に向けて、戦略の立案に努めております。

【再任】社外取締役候補者

いい

むら

  豊ゆたか

(昭和21年10月16日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中11回(92%)

昭和44年4月 平成11年8月 平成13年2月 平成13年9月 平成14年7月 平成14年11月 平成18年4月 平成19年5月 平成21年7月 平成23年6月 平成26年8月

外務省入省 同 経済協力局長 同 大臣官房長 同 大臣官房審議官

日本国特命全権大使 インドネシア国駐在 兼 東ティモール国駐在

日本国特命全権大使 フランス国 兼 アンドラ国駐在 兼 モナコ国駐在

外務省退官

日本国政府代表(中東地域及び欧州地域関連) 当社 取締役(現任)

同 アドバイザリー・ボード メンバー(現任) 外務省 参与(現任)

4,400株

(重要な兼職の状況) 外務省 参与

一般財団法人日本インドネシア協会 副会長 大成建設株式会社 顧問

国際石油開発帝石株式会社 特別参与 東京大学経営協議会 委員

政策研究大学院大学 シニアフェロー

[社外取締役候補者とした理由等]

飯村 豊氏は、社外役員となること以外の方法で会社経営に関与したことはありませんが、外交官としての豊富な 知識経験があり、グローバルな視点から当社の事業運営についての指導、提言を期待しているため、社外取締役 としての職務を適切に遂行できるものと判断しております。

(10)

候補者番 号

(生 年 月 日) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 所 有 す る当社の株式数

【再任】社外取締役候補者

せき

  誠のぶ

(昭和19年9月21日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中12回(100%)

昭和45年4月 平成4年4月 平成9年6月 平成10年6月 平成12年8月 平成13年4月 平成19年4月 平成21年4月 平成24年6月 平成24年7月

千代田化工建設株式会社入社

米国千代田インターナショナル・コーポレーション副社長 千代田化工建設株式会社 取締役

同 常務取締役

同 代表取締役専務取締役 同 代表取締役社長 同 取締役会長 同 相談役

当社 取締役(現任)

同 アドバイザリー・ボード メンバー(現任) 千代田化工建設株式会社 顧問

4,700株

(重要な兼職の状況)

亀田製菓株式会社 社外取締役 株式会社ウェザーニューズ 社外取締役 横河電機株式会社 社外取締役

[社外取締役候補者とした理由等]

関 誠夫氏は、千代田化工建設㈱の取締役社長、取締役会長を歴任しており、その豊富な事業経験、高い見識を もって、当社の事業運営についての指導、提言を期待しているためであります。

【再任】社外取締役候補者

せの

 尾  堅けんいちろう

(昭和29年1月1日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 12回中12回(100%)

昭和51年4月 平成11年12月 平成13年4月 平成16年4月 平成24年6月

富士写真フイルム株式会社(現富士フイルム株式会社) 入社 株式会社慶應学術事業会 代表取締役副社長

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授 特定非営利活動法人 産学連携推進機構 理事長(現任) 当社 取締役(現任)

同 アドバイザリー・ボード メンバー(現任)

7,700株

(重要な兼職の状況)

特定非営利活動法人 産学連携推進機構 理事長 三菱鉛筆株式会社 社外取締役

一橋大学大学院商学研究科(MBA) 客員教授 研究・イノベーション学会 参与

日本知財学会 理事

[社外取締役候補者とした理由等]

妹尾堅一郎氏は、産業・ビジネス分野を中心に多数の役員、委員等を務めており、高い見識をもって、当社の事 業運営についての指導、提言を期待しているためであります。

(11)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告 候補者番 号

(生 年 月 日) 略歴、地位、担当及び重要な兼職の状況 所 有 す る当社の株式数

【再任】社外取締役候補者

おお

つぼ

ふみ

(昭和20年9月5日生)

(平成28年度)

[取締役会への出席状況] 9回中8回(89%)

昭和46年4月 平成10年6月 平成12年6月 平成15年6月 平成18年6月 平成24年6月 平成25年7月 平成28年6月

松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社 同 取締役

同 常務取締役 同 代表取締役専務 同 代表取締役社長

パナソニック株式会社 代表取締役会長 同 特別顧問(現任)

当社 取締役(現任)

同 アドバイザリー・ボード メンバー(現任) 3,000株

(重要な兼職の状況)

日本生命保険相互会社 評議員 学校法人関西大学 理事

一般財団法人日本インドネシア協会 評議員

株式会社日刊工業新聞社 モノづくり日本会議 共同議長

[社外取締役候補者とした理由等]

大坪文雄氏は、パナソニック株式会社の取締役社長、取締役会長を歴任しており、その豊富な事業経験、高い見 識をもって、当社の事業運営についての指導、提言を期待しているためであります。

* 日本生命保険相互会社の評議員会および評議員について

  「評議員会は、経営の適正を期するための経営諮問機関です。評議員は、社員または学識経験者の中から総代会で選任され、諮問 を受けた事項または経営上の重要事項について意見を述べるほか、社員からいただいた会社経営に関するご意見を審議します。 これらの結果は、総代会の場で報告しています。」(同社HPより)

  大坪氏は外部有識者の立場で同社に助言等を行うものの、経営や業務執行に直接携わってはいません。同社は当社の大株主であ りますが、大坪氏の独立性は確保されているものと考えます。

(注1) 飯村 豊、関 誠夫、妹尾 堅一郎、大坪 文雄の4氏は社外取締役候補者です。当社は、社外取締役 候補者について当社の定める独立取締役の要件を満たすことを求めていますが、上記4氏は当該 要件のすべてを満たしており、また東京証券取引所の定める独立性の要件を満たしていますので、 同証券取引所に全員を独立役員として届け出ています。なお、当社の定める独立取締役の要件の 内容については、本招集ご通知11~12頁をご参照ください。

(注2) 大八木 成男、飯村 豊、関 誠夫、妹尾 堅一郎、大坪 文雄の5氏は、現在当社の取締役(業務執 行取締役等である者を除く)であり、会社法第427条及び当社定款に基づき、当社は各氏との間 で責任限度額を2千万円または会社法第425条第1項に定める最低責任限度額のいずれか高い額 を限度とする責任限定契約を締結しており、各氏の再任が承認された場合、当社は各氏との間の 前記責任限定契約を継続する予定です。

(注3)各候補者と当社との間に特別の利害関係はありません。

(注4) 再任社外取締役候補者が社外取締役に就任した年月日及び本総会終結の時までの在任期間は次の とおりです。

氏     名 就 任 年 月 日 在  任  期  間

  平成23年6月22日 6年

  平成24年6月22日 5年

妹   尾   堅 一 郎 平成24年6月22日 5年

(12)

第2号議案 監査役1名選任の件

 監査役 林 紀子氏は、本総会の終結の時をもって任期満了となりますので、監査役 1名の選任をお願いするものです。

 なお、本議案の提出につきましては、予め監査役会の同意を得ています。  監査役候補者は次のとおりです。

(生 年 月 日) 略歴、地位及び重要な兼職の状況 所 有 す る当社の株式数

【新任】社外監査役候補者

なか 山やま ひとみ

(昭和30年11月14日生)

平成3年4月 平成6年5月 平成23年4月 平成25年4月

弁護士登録(第二東京弁護士会) 霞ヶ関総合法律事務所入所 同 パートナー弁護士(現任) 第二東京弁護士会副会長 日本弁護士連合会常務理事

(重要な兼職の状況) 0株 目黒区教育委員会 委員

厚生労働省 疾病・障害認定審査会 委員 総務省 行政不服審査会 委員

公益財団法人自動車製造物責任相談センター 理事 日本電気計器検定所 監事

[社外監査役候補者とした理由等]

中山 ひとみ氏は、過去に会社経営に関与したことはありませんが、弁護士として豊富な知見や経験から当社コン プライアンスの維持・向上への貢献を期待しているため、社外監査役としての職務を適切に遂行できるものと判 断しております。

(注1) 中山 ひとみ氏は、社外監査役候補者です。当社は、社外監査役候補者について当社の定める独立 監査役の要件を満たすことを求めていますが、同氏は当該要件のすべてを満たしており、また東 京証券取引所の定める独立性の要件を満たしていますので、同取引所に独立役員として届け出て います。なお、当社の定める独立監査役の要件の内容については、本招集ご通知11~12頁をご 覧ください。

(注2) 中山 ひとみ氏の選任が承認された場合、会社法第427条及び当社定款に基づき、当社は同氏との 間で責任限度額を2千万円または会社法第425条第1項に定める最低責任限度額のいずれか高い 額を限度とする責任限定契約を締結する予定です。

(注3)中山 ひとみ氏と当社との間には、特別の利害関係はありません。

以 上

(13)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告

<ご参考>独立取締役・独立監査役の要件

 当社では、平成15年4月1日より、取締役会の経営監視機能をより一層明確でかつ透明性の確保さ れたものとするため、社外取締役(候補者を含む)の「独立取締役の要件」を定め、選任の条件とし ています。また、同様に、社外監査役(候補者を含む)も社内取締役と経営陣の職務執行に関する監 査機能をより一層明確でかつ透明なものとするために、「独立監査役の要件」を定めています。  これらの独立取締役、独立監査役の要件については、独立取締役規則及び独立監査役規則として自 主的に制定し、運用しています。その主な内容は下記のとおりです。

*以下、「帝人グループ」とは、(i)「帝人㈱」、(ii)「帝人㈱の子会社」、(iii)「対等な合弁会社」を総称します。 独立取締役・独立監査役の要件

(1)帝人グループと重大な利害関係がない者であることをいいます。

(2) 以下の(a)から(e)に掲げる者のいずれにも該当しない場合は、帝人グループと重大な利害関 係のない独立取締役・独立監査役であるとみなします。

(a)帝人グループの内部従事者・内部出身者

(b)帝人グループに対する専門的サービス提供者

(c)帝人グループの顧客・取引先としての関係を有する者

(d)帝人グループと「取締役の相互兼任(インターダイレクターシップ)」の関係を有する者

(e)帝人グループとその他の利害関係を有する者 上記(a)から(e)に掲げる者に関する内部詳細基準

(a)「帝人グループの内部従事者・内部出身者」に該当する場合

(1) 本人が、帝人㈱の社外取締役・社外監査役として、会社法上の要件(会社法第2条第15号、16 号をご参照ください)を満たさない場合。

(2) 本人が、「対等な合弁会社」の取締役(これに準ずる「経営幹部」(*1)を含む)である場合 または過去5年以内にそうであった場合。

(3) 本人の「家族」(*2)が、現在、帝人グループの取締役(これに準ずる「経営幹部」を含む) である場合。

(b)「帝人グループに対する専門的サービス提供者」に該当する場合

(1) 本人またはその「家族」が、帝人グループに会計監査業務を提供し、若しくは過去5年以内に 提供していた場合、または、帝人グループに会計監査業務を提供していた監査法人に現在所属 し、若しくは過去5年以内に所属していた場合。

(2) 本人またはその「家族」が、現在または過去3年以内に、帝人グループに会計監査業務以外の 次の業務を提供し、かつ、700万円(若しくは6万ドル)以上の報酬を受けていた場合。

(i)弁護士、(ii)税理士、(iii)弁理士、(iv)司法書士、(v)経営・財務・技術・マーケティングに関するコンサルタント

(c)「帝人グループの顧客・取引先としての関係を有する者」に該当する場合

本人が、現在、帝人グループの「主要な顧客・取引先」(*3)である国内外の会社その他営利団 体の取締役(これに準ずる「役員・上級幹部」(*4)を含む)に就任している場合。

(14)

(d) 「帝人グループと『取締役の相互兼任(インターダイレクターシップ)』の関係を有する者」に該 当する場合

(1) 社外取締役本人が取締役に就任している国内外の会社または取締役に相当する役員に就任して いる営利団体において、帝人グループの取締役が、その取締役または取締役に相当する役員に 就任している関係にある場合。

(2) 社外監査役本人が取締役に就任している国内外の会社または取締役に相当する役員に就任して いる営利団体において、帝人グループの取締役若しくは監査役が、その取締役若しくは監査役 またはこれらに相当する役員に就任している関係にある場合。

(e)「帝人グループとその他の利害関係を有する者」に該当する場合

(1) 本人が、現在、帝人グループから寄附・融資・債務保証を受けている場合。

(2) 本人の「家族」が、現在、帝人グループから100万円以上の寄附・融資・債務保証を受けている場合。

(3) 本人または「家族」が、現在、帝人グループのいずれかから100万円以上の寄附・融資・債務 保証を受けている国内外の会社その他の営利団体の取締役(これに準ずる「役員・上級幹部」 を含む)に就任している場合。

上記における用語の定義は以下のとおりです。

*1「経営幹部」とは、執行役(員)、理事及び部長を超える重要な使用人

*2「家族」とは、配偶者、子ども及び同居している2親等以内の血族・姻族

*3 「主要な顧客・取引先」とは、売買を含むすべての年間取引総額が、過去3年間で一度でも連結売上高の2%を超 えるもの(帝人グループが売り手の取引は帝人㈱の連結売上高、買い手の場合は相手方の連結売上高に基づく)

*4 「役員・上級幹部」とは、監査役、執行役(員)、部長を超えるその他の重要な使用人及び相談役・顧問

 本「独立取締役・独立監査役の要件」については、皆様が帝人グループへの理解を深めていただくための「ご参考」 として、当社の定める「独立取締役規則」及び「独立監査役規則」の概略を記載したもので、これらの規則、会社法そ の他の記載を厳密に記載したものではありません。

(15)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告 1.‌帝人グループ(企業集団)の現況に関する事項

(1)事業の経過及び成果 1)事業活動の経過及び成果

①‌当期の経営成績

 当期の世界経済は、米国を中心とした先進国が底堅く成長を牽引する中、中国経 済も景気刺激策によって年度後半からは持ち直し、全体として緩やかな拡大基調を 辿りました。また国内景気は個人消費には依然として伸び悩みがみられますが、輸 出の回復等により製造業の景況感も好転する等、改善基調にあります。

 このような状況のもと、帝人グループの当期の連結決算(累計)は、売上高としては 各事業の販売が総じて堅調に推移しましたが、年度前半の円高影響に加え、樹脂事業 等の構造改革に伴う生産体制適正化の影響もあり、前年同期比6.3%減の7,413億円と なりました。また営業利益は、既存事業の成長と構造改革により着実に基礎収益力の 底上げを図る一方で、為替要因や薬価改定、新薬導入費用の影響等もあり前年同期比 15.8%減の565億円となり、経常利益も同7.3%減の559億円となりました。親会社株 主に帰属する当期純利益は、米国在宅医療事業からの撤退を決定したことに伴う税効 果会計の適用により大幅に税金費用が減少したため、前年同期比61.3%増の501億円と なりました。また1株当たり当期純利益は254円91銭(同96円77銭増)となりました。

②‌財政状態

 総資産は9,641億円となり、前期末に比べ1,406億円増加しました。これは本年1 月に米国コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス社(Continental Structural Plastics Holdings Corporation、本社:米国ミシガン州、以下「CSP 社」)の買収を完了し、同社を完全子会社としたことにより、のれんを含む固定資産 等が増加したことが主たる要因です。また米国在宅医療事業の撤退を決定し、税効 果会計が適用となったことに伴って、繰延税金資産も増加しました。

 負債は前期末比1,032億円増加し、6,122億円となりました。この内有利子負債は、 CSP社買収資金の調達に伴う増加を主因として729億円増加し、3,762億円となりま した。

 純資産は3,518億円となり、前期末に比べ374億円増加しました。この内「株主資本」 に「その他の包括利益累計額」を加えた自己資本は、3,384億円と前期末比383億円増 加しました。これは親会社株主に帰属する当期純利益による増加が、配当金の支払い や円高に伴う「為替換算調整勘定」の減少等により一部相殺されたことによるものです。

第151期事業報告

(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)

添付書類

(16)

2 4 8 1

25 5 5

2 4

4 2 8 1

1 2 3 4

15 15 15 15 151期

3 144

151期 9

151期 1

151期 311

151期 8 234

15 3,518 7,413 565

9,641 501

売上高 営業利益 親会社株主に帰属する当期純利益 総資産 純資産

事業別業績概況

 当期における事業別の概況は次のとおりです。

(億円)

第150期(前期)

平成27年度 第151期(当期)平成28年度 増減額 増減率(%)

高機能繊維・複合材料 1,330 1,368 +37 +2.8 電子材料・化成品 1,637 1,344 △293 △17.9 ヘ ル ス ケ ア 1,475 1,475 +0 +0.0

2,709 2,596 △113 △4.2

7,152 6,783 △368 △5.2

756 630 △126 △16.7

7,907 7,413 △495 △6.3

高機能繊維・複合材料 185 138 △47 △25.2

電子材料・化成品 223 185 △38 △17.1

ヘ ル ス ケ ア 288 276 △12 △4.3

53 67 +14 +25.8

749 666 △83 △11.1

65 54 △11 △17.2

消 去 又 は 全 社 △143 △155 △12

671 565 △106 △15.8

(17)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告

高機能繊維・複合材料事業

◆高機能繊維分野:自動車関連用途が堅調に推移

 アラミド繊維では、パラアラミド繊維「トワロン」が欧州のタイヤ向け等自動車関連用 途の販売を順調に拡大しました。一方、油田採掘関連用途及び防弾用途は低調に推移しま した。パラアラミド繊維「テクノーラ」は、国内の自動車関連用途と海外のインフラ関連 用途向け販売が堅調に推移しました。同繊維は、優れた耐疲労性、耐薬品性等が評価され、 より過酷な条件下での用途拡大が進んでいます。メタアラミド繊維「コーネックス」は、 フィルター用途では厳しい競合環境が継続していますが、ターボチャージャーホース等の 自動車関連、防護衣料及び産業資材用途の販売が堅調に推移しました。また昨年度に生産・ 販売を開始したタイ新工場では、難燃規制・環境規制強化を背景に、高い成長が見込まれ るアジア・新興国での同素材の事業拡大を図っています。

18.5 18.1

ルス19.9 35.0

8.5

売上高構成

1 3 223

当期 当期

1,344 185

‌売上高

電子材料・化成品事業

‌営業利益

2 09 3

当期 当期

2,596 67

‌売上高

製品事業

‌営業利益

1 330 1

当期 当期

1,368

138

‌売上高

高機能繊維・複合材料事業

‌営業利益

1 4 2

当期 当期

1,475 276

‌売上高

ヘルスケア事業

‌営業利益

当期 当期

630 54

‌売上高

その他

‌営業利益

(18)

 ポリエステル繊維は、シートベルトやベルト・ホースコードといった自動車関連用途や衛 材・詰綿及び水処理用RO膜支持体向け等の販売が堅調に推移しています。また、将来の更 なる競争力強化に向けて、国内生産体制の再編とタイ子会社への生産移管を推進しています。

◆炭素繊維・複合材料分野:航空機用途向け等が順調に推移、米国CSP社の買収を完了  炭素繊維「テナックス」は、航空機用途向けの販売が順調に推移しました。その他の用途 では、欧米での風力発電向けの販売が堅調でしたが、一般産業用途やアジア地域におけるス ポーツ・レジャー用途向けの需給バランスが軟化しました。耐炎繊維「パイロメックス」は、 航空機のブレーキ材向け等の需要好調を背景に順調な販売が続きました。これを受けトー ホウ・テナックス・アメリカ・インクでは炭素繊維製造ラインの「パイロメックス」製造 ラインへの転換を進めています。

 当社は高機能素材の領域において複合材料を中心に事業拡大を図るべく、自動車の量産 部品への適用を見据えた事業展開を推進しています。その一環として、本年1月には、北 米最大の自動車向け複合材料成形メーカーであるCSP社の全株式の取得を完了し、完全子 会社としました。今後は、CSP社が有するガラス繊維複合材料(GFRP)と当社が有する 熱可塑性・熱硬化性炭素繊維複合材料(CFRTP・CFRP)のFRP技術の融合、CSP社の部 材事業ビジネスモデルの米州での拡大及び欧州・日本・アジアへのグローバル市場展開を 通じて、自動車向け複合材料製品事業の強力な事業基盤を構築し、同事業のTier1サプラ イヤーを目指していきます。

 更に北米を中心とした炭素繊維の需要増への対応として、新工場建設に向けた検討を推 進しており、米国内での土地取得を完了しました。

 また、炭素繊維の主要生産拠点である三島事業所においては、自家発電設備を、重油を 用いた蒸気タービン発電からガスタービン発電へと燃料転換し操業を開始しました。これ により発電効率向上と環境負荷低減を推進していきます。

電子材料・化成品事業

◆樹脂分野:ポリカーボネート樹脂は堅調に推移、高機能用途の更なる拡大に注力

 主力のポリカーボネート樹脂「パンライト」「マルチロン」は、円高による利益換算額の 減少があったものの、需給は堅調で、中国・日本の両生産拠点が高稼働を維持し、販売構 成の改善も加わって、安定した収益を確保しました。こうした中、高機能用途の更なる拡 大の取り組みとして、自動車市場向けに、先進的なコーティング技術を取り入れた自動車 ウィンドウ向け成形品や、高い表面硬度を実現した内装パネル向け共重合ポリカーボネー トの積極展開を実施しています。また、防災インフラ、住宅設備、医療等の成長市場に対

(19)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告 しても、高付加価値ポリカーボネート樹脂及びそのコンパウンド品を中心に、部材での提

供も含めた提案を行っています。更に帝人グループが保有する高機能繊維(アラミド繊維、 炭素繊維)とポリカーボネート樹脂を用いた独自の複合材料による軽量化・金属代替等の ソリューション提供も積極的に推進しています。

 機能樹脂分野では、カメラレンズ用特殊ポリカーボネート樹脂において、スマートフォ ン向けに加えて、今後の市場拡大が見込まれる車載カメラ・防犯カメラ向けに適した製品 ラインナップの拡充を進めています。また、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂にお いては、耐薬品性、耐ガスバリア性といったPENの特長を活かし、各種圧力容器への展開 を加速させています。難燃剤では、安定した収益をあげている既存ラインナップの拡販に 加えて、ポリエステル繊維等への難燃性・着色性付与が容易な新規リン系製品の市場展開 を進めています。

 韓国SKケミカル社との合弁会社INITZ Co., Ltd.にて量産体制を確立中のスーパーエン プラPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂については、自動車・電気電子用途を中心に、 帝人の独自技術を活かした特徴あるコンパウンド製品の開発を行っています。

◆フィルム分野:‌‌ポリエステルフィルム国内生産拠点集約及び日本・インドネシア合弁会 社の完全子会社化

 液晶TV用反射シート向けの販売は、中国メーカーの台頭で量・価格ともに厳しい状況が 継続しましたが、スマートフォン等の関連部品であるMLCC(積層セラミックコンデンサ) 等の工程用離型フィルム「Purex」や、特殊包装用途の輸出品、磁気用PENフィルムが比 較的堅調に推移しました。ポリカーボネート樹脂製「パンライトシート」や透明導電性フィ ルム「エレクリア」は車載ディスプレー関連を中心にして順調に推移したほか、特殊ポリ カーボネート樹脂を使用した「ピュアエース」は、有機ELディスプレー(OLED)の反射 防止用逆波長分散フィルムやフレキシブル基材用途の販売が増加しました。

 このような中、ポリエステルフィルムの国内生産拠点集約によるコストダウンの寄与に加 えてポリエステル、ポリカーボネート製品ともに販売構成が改善したことにより、前年同期 比で収益は向上しました。また国内及びインドネシアの合弁会社については、合弁相手であ るデュポン社(E. I. du Pont de Nemours and Company)の保有株式を取得し、国内に ついては、昨年9月より、帝人フィルムソリューション㈱、インドネシアについては、本年 1月より、P.T. Indonesia Teijin Film Solutionsという新社名のもと、事業運営を開始し ました。これにより、事業運営の柔軟性及び意思決定の迅速性の向上を図り、従来以上に多 種多様な素材・製膜方法の活用を通じて、顧客価値の創出とその更なる向上を図ります。  海外拠点においては、中国で市況が引き続き低調に推移する中、販売量は前年並みに留 まりました。欧米では包装用途を中心に需要が比較的堅調に推移しました。

(20)

ヘルスケア事業

◆医薬品分野:高尿酸血症・痛風治療剤の販売が順調に拡大

 国内医薬品市場において厳しい事業環境が継続する中、高尿酸血症・痛風治療剤「フェ ブリク」や、先端巨大症治療剤「ソマチュリン*1」の販売が引き続き順調に拡大しました。 また、骨粗鬆症治療剤「ボナロン*2」の経口ゼリー剤や点滴静注剤、小型の錠剤である徐 放性気道潤滑去痰剤「ムコソルバンL錠45mg」といった剤形追加により、患者さんへの幅 広い治療選択肢を提供しています。昨年1月より大正富山医薬品㈱との共同で販売開始し た経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコア」についても、販売の拡大を図っています。

 研究開発においては、昨年7月に「ソマチュリン*1」について、神経内分泌腫瘍への効 能・効果追加申請を行うとともに、2型糖尿病における新規の糖尿病性腎症治療薬として

「TMX−049DN」の臨床開発(英国、第Ⅰ相)に着手しました。昨年8月には、小児にお ける成長ホルモン分泌不全性低身長症を最初の予定適応症として、米国Versartis Inc.が創 製した新規長期作用型成長ホルモン剤「VRS−317」の日本における独占的開発・販売契 約を締結しました。昨年11月には、厚生労働省から「ソマチュリン*1」の甲状腺刺激ホル モン産生下垂体腫瘍への適応拡大に向けた開発要請を受け、治験の1年以内の着手に向け て対応を開始しました。昨年12月には米国Amgen Inc.との間で新規腎疾患治療薬に関する 共同研究・ライセンス契約を締結しました。本年2月には新規骨粗鬆症治療薬「ITM− 058」の第Ⅲ相試験に、本年3月に新規高尿酸血症・痛風治療薬「TMX−049」の第Ⅱ相 試験及び新規2型糖尿病治療薬「TMG−123」の第Ⅱ相試験に着手しました。

 海外での高尿酸血症・痛風治療剤の販売も順調に拡大しています。現在、販売提携国と 地域は117に達しており、その内日本を含め67の国と地域で販売していますが、残りの国 と地域においても、順次販売承認を取得して更なる拡大を図っていきます。

*1 ソマチュリン®/Somatuline®は、Ipsen Pharma(仏)の登録商標です。

*2 ボナロン®/Bonalon®はMerck Sharp & Dohme Corp.(米)の登録商標です。

◆在宅医療分野:高水準のレンタル台数を維持・拡大

 在宅酸素療法(HOT)用酸素濃縮装置は、高水準のレンタル台数を堅調に維持しました。

「ハイサンソ5S」等の据置型酸素濃縮器に加え、患者さんの行動範囲の拡大を目指す携帯 型酸素濃縮器(「ハイサンソポータブルα」「ハイサンソポータブルαⅡ」)の品揃えの充実 及び積極展開により、レンタル台数の更なる増大を目指します。CPAP療法の睡眠時無呼 吸症候群(SAS)治療器は、携帯電話網を活用して治療状況をモニタリングする「ネムリ ンク」の訴求効果や、睡眠検査装置「SAS2100」の活用により、レンタル台数を順調に伸 ばしました。引き続き、ネムリンク機能や加湿機能を内蔵した「スリープメイト10」を展

(21)

招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類監査報告 開し、レンタル台数の更なる拡大を目指します。また、福岡市と大阪市に設置したコール

センターを活用し、患者さんのサポート体制の一層の強化を図っています。

 一方、一昨年9月より販売を開始した医療関係者間で利用される多職種連携情報共有シス テム「バイタルリンク」については、かかりつけ医との契約に加え、医師会を窓口とした契約 の締結も進み、販売を着実に拡大しています。また、大阪大学等との産学連携で開発した磁 気刺激装置については、医師主導による難治性神経障害性疼痛の治験を多施設において実施 しています。更に、平成25年度に上市した、脳卒中後遺症等の患者さんの歩行補助を目的と した電気刺激装置「ウォークエイド」についても、首都圏の医療機関等から順次事業展開を 進めています。加えて、昨年11月に上肢用ロボット型運動訓練装置「ReoGo−J」を上市しま した。両製品の売上拡大とともに今後もリハビリ機器のラインナップの拡充を図っていきます。  海外では、米国の在宅医療事業に対する抜本的対策の検討を進めてきましたが、本年4 月27日(米国時間)にQuadrant Management,Inc.傘下の会社に当社グループの所有持 分全てを売却し、米国在宅医療事業から撤退することとしました。スペイン及び韓国にお いては、引き続き在宅医療事業を展開していきます。

*傘下に全米有数の事業規模を誇る大手在宅医療プロバイダーを有する米国の投資会社

製品事業

◆衣料繊維分野:体質強化と差別化ビジネス拡大に注力

 繊維素材では、スポーツ・アウトドア用途の高機能素材が欧米及び国内市場で販売を伸 ばしましたが、円高の影響を受けて収益率は低下しました。またポリエステル原糸は、自 動車メーカーの国内生産調整の煽りを受け車輌用途で販売量を落としたものの、大手小売 りチェーン向けインテリア用差別化機能糸、及び衣料用差別化糸の販売が拡大し、収益を 大きく改善しました。ユニフォーム素材も、海外への生産移管によるコストダウンと個別 オーダー品受注増加により、収益は改善しました。

 衣料製品では、国内における衣料品の消費減退や顧客の在庫調整等、厳しいビジネス環 境が続きましたが、適地生産の推進や生産における品質管理の向上を図るとともに、独自 素材「ソロテックス」や「デルタ」をベースとした企画提案型ビジネスを強みとして、有 力小売り・アパレル向け商圏を拡大させることで収益の伸長を図りました。また昨年6月、 11月に帝人フロンティア総合展示会を開催し、自社の差別化ビジネスを市場へ提案・発信 するとともに、顧客ニーズの取り込みを行い商圏拡大へと繋げました。

◆産業資材分野:自動車部材関連及び土木資材が好調

 自動車部材関連では、タイヤ補強材、伝動ベルト、自動車用ホースの販売が堅調に推移

参照

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寺田 幸司 執行役員 人事企画部長 執行役員 人事企画部長 人事研修室長兼務 宮地 弘毅 執行役員

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6.25 執行役員 カスタマーサービス・ カスタマーサービス・カン 佐藤 美智夫 カンパニー・バイスプレジデント

取締役(非常勤) 武谷 典昭 当社常務執行役 監査役 大河原 正太郎 当社監査特命役員 監査役 西山 和幸

取締役(非常勤) 森下 義人 東京電力パワーグリッド株式会社常務取締役兼東京電 力ホールディングス株式会社経営企画ユニット経理室 監査役. 松下